週刊誌から from weekly magazine 2004 2 5
ニューズウィーク日本版 2004 2.11
「大量破壊兵器は、なかった」
まだ、この問題が続いているのですね。
しかし、この問題については、
私の記憶が正しければ、
イラク開戦前に、
ニューズウィークで、こんな小話があったはずです。
「イラクには、大量破壊兵器は、ない。」
サダムは、そう言った。
「北朝鮮に売ってしまった。だから、ない。」
みんな、正直に言えばいいのです。
「石油が欲しい。」
これは、別に恥ずかしいことではありません。
先進諸国は、石油なしでは生きていけません。
この方が、多くの国民にとって、わかりやすく、納得する理由です。
日本も、イラクに出兵しますが、
この理由も、本当は、「石油が欲しい。」
こういう説明の方が、国民には、わかりやすく、納得しやすいのです。
これは、男女の恋愛ではありませんから、
ストレートに言った方が、国民は納得します。
なぜ、みんな、えん曲な言い方をするのでしょうか。
まるで、好きな人ができたけれど、
それを言えず、遠回しに言っているようなものです。
こんな人たちは、恋愛の駆け引きも下手だったのでしょう。
たぶん、母親に、恋愛を助けてもらったのでしょう。